SDGsの取り組み
SDGsダイアリーのオンライン贈呈式を行いました
SDGsダイアリーのオンライン贈呈式を行いました
関西の大学に通う学生さんが中心となって「SDGsを毎日、身近に感じてほしい」と企画から構成まで行い、発行する「SDGsダイアリー」(発行 株式会社Plala様)。毎日開いたり、予定を書き込んだりすることで、社会や世界の課題を知り、自分事として捉えて、身近なところから行動するきっかけにもなる素敵なダイアリーです。
富士凸版印刷は、そのダイアリーの印刷・製本・加工を請け負っております。印刷はもちろん環境に負荷をかけず、手の力が弱い方、ハンディキャップのある方にも使いやすい「糸綴り製本」で行うなど、SDGsに取り組む企業としても思い入れをもって携わらせていただいています。
今年も3冊目となる2023年のダイアリーの準備が着々と進んでいるところです。
そんな時、ダイアリーの企画をする学生さんから「オンライン贈呈式を行いませんか」と声をかけていただきました。
実は、富士凸版印刷はダイアリーの印刷・製本をお仕事としていただく他に、ダイアリーの協賛企業として制作のサポートをさせていただいております。
協賛企業には、特典として出来上がったダイアリーが届くのですが、自社で使ってもいいですし、企画する学生さんを通して、様々な学校や福祉施設に寄贈することもできるのです。
今回、富士凸版印刷は静岡県富士市にある障がい者福祉施設「くすの木学園」様にダイアリーを寄贈させていただきました。
「くすの木学園」様では、障がいのある方の自立を支援する生活訓練や就労支援を行っています。就労支援では主にトイレットペーパーの加工から包装、梱包、運搬まで行い、市内の小中学校や公共施設に納品しています。
今回のオンライン贈呈式では、仲介をしてくださる関西の学生さんと、くすの木学園の責任者である櫻井様、施設に通う皆さまと交流しました。
最近嬉しかったこと、興味のあるSDGsのゴールのこと、ダイアリーにかけて明日からできるSDGsの取り組みについてなど、いろんな考えを共有でき、有意義でとても楽しい時間となりました。
本業だけではなかなか知り合えない方たちともSDGsを通して繋がり合えることを嬉しく思うと同時に、SDGsはまさに共通言語であるということを感じました。
SDGsは、1人だけ、1社だけ、1国だけで達成できるものではありません。人と人、企業と企業、国と国が繋がり合って、その環をどんどん大きくしていくことで達成していくものだと思います。
今回はSDGsダイアリーの学生さんたちが間に入って繋いでくださったご縁ですが、このご縁を大切にすると同時に、今度は富士凸版がSDGsという共通言語を使って架け橋となり、企業と企業、企業と地域を繋げていきたいと感じました。