SDGsの取り組み

2021.11.20

瀬戸市「海上の森」の森づくり活動に参加しました!

こんにちは、シルク事業部の清水です。

先日、愛知県瀬戸市にある海上(かいしょ)の森へ行ってきました。

秋色に染まった森で気持ちよくハイキング!ではなく、ワタミ株式会社さんが主催する「地域循環の森づくり活動」に参加するためです。

1日のスケジュールは、

午前中に、今年の2月に海上の森の中に設置した観察プロットの手入れ、観察、記録をし、午後に、海上の森の木やツタを使った工作を行いました。作ったのはトナカイ!釘や接着剤は一切使わず、自然のものだけを使って作りました。これが結構な力仕事。終わる頃にはヘトヘトになっていました。

そんな森での1日をレポートします。

陽が当たる場所と当たらない場所(海上の森観察プロット)

当日は気持ちの良い秋晴れ。メンバーは全員で18名。
(公財)「Save Earth Foundation」事務局長の福井聡さん、(一社)「中部SDGs推進センター」副代表理事の百瀬則子さん(富士凸版のSDGsの先生です!)のあいさつで始まりました。

装備を確認して、さぁ出発!

海上の森に入るとすぐに感じるひんやりとした空気。最初は平地を進み、周りを見る余裕がありました。

「このキノコって食べられるんですかね」「あ、むかご!」「池にカモがいる」「あれはマガモなので美味しく食べられますね」

思い返すと、ガイドさんも含めて女子たちは食べ物の話ばかりしてましたね。

そんなおしゃべりも少し斜面を登り始めるとだんだんとなくなり、後半は黙々と森の中を歩くことに。

足場が不安定な道を、休憩をはさみながら進み、森に入って30分後くらいに目的地に到着!

ネットで囲んだ観察プロット。
陽が当たるところ(A)と陽が当たらないところ(B)にそれぞれ設置してあります。

まずは陽が当たるプロット。設置した当初は更地だったところはわっさわっさと草木が生えていました。

なかでも私が注目したのは「カンアオイ」。このカンアオイは、絶滅危惧種に指定されるアゲハチョウの仲間「ギフチョウ」が卵を産み付ける植物。孵化した幼虫はカンアオイの葉を食べて成長します。

「この森にギフチョウはもういないけれど、カンアオイの葉が増えれば戻ってくるかもしれませんね」というガイドさんの言葉に胸が熱くなりました。

私たちが森づくりを続けていった先の未来ではどんな生き物たちがこの森に棲むんだろう。そう考えるとワクワクしてきます。観察プロットの周りの草刈りにも自然と力が入りました。

次に向かったのは陽の当たらない観察プロット。陽が当たる場所とは打って変わって、植物がぽつぽつとしか生えていません。

「せっかく芽を出した植物も陽が当たらなければこれ以上成長しません」

植物が育つのに陽の光は必要不可欠。わかっていたつもりでしたが、実際に目にすると、こんなにも違ってくるのだと改めて実感しました。

きちんと管理された森林由来の紙を使おう

たくさんの生き物が生まれ育つための健全な森づくりは、ただ木を植えるだけではできません。ほったらかしにすると、木が生えすぎて森に陽の光が入らず、地表の植物は育たなくなり、生えている木も痩せて森全体が暗くなり、生き物も棲めなくなってしまいます。

そうならないために、木を間引く間伐を行います。木と木の間隔があくことで陽の光が入りやすくなり、植物が健やかに育つ環境が整います。

間引いた木は間伐材として木材や紙として利用されます。

森を元気にするために、このような活動に参加することはもちろん、間伐材を使った製品やきちんと管理された森林由来の製品を選ぶことも森づくりの貢献につながります。

毎日たくさんの紙を使う印刷会社である富士凸版では、環境に優しい印刷製品づくりを行っています。印刷機やインクだけでなく、使う紙も環境に良いものを提案しています。

なので、富士凸版のお客様は皆さま、印刷製品を通して豊かな森づくりに参加していただいていることになります。

もちろん、実際に森づくりに参加したいというお客様も大歓迎です。担当営業にお声がけください!

海上の森活動は定期的に開催

さて、今回の活動でも間伐材を使った工作をしました。

それがトナカイです。釘や接着剤を使わずに、足、首、頭、耳、鼻、つの、しっぽを取り付けます。穴を空けたり、木を削ったり、長さを調節したり・・・。とにかく力仕事!

出来上がる頃にはヘトヘトになっていましたが、出来たトナカイを見ると苦労した分の達成感と愛おしさがあふれてきて、心はスッキリしていました。

最後は参加者全員のトナカイを並べて記念撮影。

それぞれに個性があって、「これこそダイバーシティだね」と、集まっている人たちのSDGs度の高さを感じました。

この活動は定期的に開催されています。

次回来るとき、森はどんなふうに変わっているだろう、それとも変わっていないだろうか?観察プロットの変化は?次はどんな植物が見られるだろう?

次回もまた報告しますので、どうぞお楽しみに!

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