木下工業株式会社様
コーポレートブランディング② 社員の人間力を育てる社長の言葉
https://kinoshita-industry.com/木下工業株式会社様(名古屋市守山区)の創業は1972年。
事業内容は配水管布設工事、下水道工事、一般土木工事。創業以来培われた高い技術力、機動力によって、私たちの暮らしに欠かすことのできない「水」を安全に届ける、大都市インフラを支える企業です。
木下雅隆社長は、全社員が会社の理念と目標達成に向けた共通の価値観を持つこと、また一人ひとりが夢に向かって成長してほしいと、熱い想いを抱いていらっしゃいます。
その中でさらに、会社の成長発展には社員育成が欠かせないと決意。
私たち富士凸版印刷は、社長の中にある想い、言葉を、社長自身で選ばれた本を題材に紐解いていくファシリテーションを一年を通し実施しました。

古代中国の知恵の宝庫「菜根譚」
木下社長が選んだ一冊は中国古典の名著『菜根譚』。時代を超え人生における誠実さ、調和、人間としての美徳を教えてくれる一冊で、ビジネスにも社員教育においてもヒントを与えてくれると選ばれました。
場所は会社を離れて、東区にある富士凸版印刷・代官町オフィス「FUJI-SUN」で。
静かにジャズが流れる空間で、コーヒーを飲みながらゆったりと思索の時間を重ねていただきました。
110条をまとめた「我々の菜根譚」
前集・後集合わせ300条以上ある「菜根譚」から、先行して110条を漢文をもとに読み解かれたその言葉は、仕事、職場、家庭、人生において忘れてはならない社長の価値観そのものを表します。
「人生は挑戦なり」
「環境に感謝し、原点を忘れるな」
「温かい心を持つには視野を大きく持たなくてはならない」
・・・経験や体験を踏まえた率直な言葉たちが副える副文とともに力を放ちます。
社員教育の場でテキストとしてお使いいただける、唯一無二の一冊「我々の菜根譚」ができ上がりました。
この一冊によって、社長の想い、目指す姿、人生のあり方など大切にしたい価値観を、共に働くすべての人が共有することができます。
価値観という礎の醸成が進むことで、社内全員が一つになり、「名古屋の水道業界で1位になる」という目的に一丸となって邁進していかれています。