SDGsの取り組み
2023.02.16
養蚕文化を未来につなぐ
今年も200本の桑苗が届きました!
印刷会社が養蚕?と思う人もいるかもしれませんが、富士凸版印刷は「人と自然と未来を考える」会社なんです。事業活動を通じて豊かな社会を子供達に残していくために、全社あげて真剣に考えています。弊社の事業の一つに「シルクで健康な身体づくり肌づくり」をテーマに、シルク化粧品の企画・販売をしています。主原料は国産繭100%、配合成分は自然由来の成分のみで自然の恵みをいかした商品づくりをしています。
しかし・・・・・
日本の近代化を支えた国産繭を生産する養蚕農家さんが年々激減し、全国でも数える程になってしまいました。養蚕農家さんの高齢化が進むなか、養蚕文化を今引き継がないと日本から養蚕文化が消えてしまうという思いのもと、昨年から岐阜県蚕糸協会さんの指導のもと、桑畑をスタートし200本の桑苗を植える事ができました。そして2023年今年も200本の桑苗が桑苗農家さんから到着しました!
春の植え付けまで仮植をします。畑を深さ30センチ程堀り桑苗をおき藁を敷き詰め土で覆います。
養蚕は生育環境で廃棄が一切なく、環境に負荷をかけない持続可能な農業なんです。
今後も耕作放棄地を利用し桑の植樹をし、CO2の削減に貢献し、養蚕技術の継承をしていきたいと思います。
専務取締役 髙木敏臣